NHKで、性についての特集を最近観ました。
ゾウリ虫は性別が4つもあり、ある生き物は30種類もあるらしいです。(オスでも何種類とメスが何種類など)
性が多くても、パートナーとなるのは1対1であり、
性が多いほど、子孫を残す確率が高くなるみたいです。
ですが、性が多い生き物は、精子卵子の大きさが同等であり、
同等になると、弱いものとなるということになるらしいです。
なぜ、生き物はパートナーを作り生殖関係を結び、
子孫を残すということをするのか?
そんなことをしなくても、分裂するというやり方などもあるのに生殖関係で子孫を残すのかというと、
新しい違いの遺伝子を作り変えて、
同じままでは危機的な状況になりえるという可能性があるので、
違う遺伝子があると、
生き残る可能性が高くなるから、生殖関係を行い、
遺伝子を新しく作りかえる、遺伝子をデザインするということ=生き延びるための手段として、
行われているという考察があるみたいです。
そして、精子卵子の大きさが同等の生き物は、
環境として、良い環境でいる場合でいるらしく、
人間や哺乳類全般は、
精子が小さくて卵子が大きくて、
精子が余ってしまうという状況では、
パートナーとなる場合が、
難しく、過酷となるために、
牙や角というのは、生殖のための争いのために備わったものらしいです。
人間であれば、道具を持つということは、
ある意味で根源的に考えると、
生殖関係を結ぶための、
武器といえるかもしれません。
人間でいえば、コミュニケーションだったり、
話術やいろいろな要因が多くありますが、
根源的にあるものは生殖関係のためということというのは、
遺伝子で決められているものだと考えると、
おもしろいものです。

女性ホルモンの話もしていましたが、
女性ホルモンは脳の感受性を通常の5倍ほど上げる効果があり、
もしかしたら、それが
セックスにおいて、
女性のほうが感受性が高いということに繋がっているのでは?なんてことを思いました。
ちなみに、人間のセックスでの正常位というのは、
動物では正常位ではなく、
人間でのバック体位が、動物として正常位であり、
マウンティングと言われています。
膣外射精が人間ではありますが、
動物ではそれはなく、
必ず膣内射精をするらしいです。
膣外射精をする人間という生き物は、
ある意味で、人間と動物の違いの根源がひそんでいそうです。